2009年07月13日

Windows7のXPモードは企業にとっては諸刃の剣

XP モードは、Windows7上でWindowsXPでしか動かないアプリケーションを動かすためにWindows7の上位エディションの「Ultimate」「Professional」で利用できる。

Vistaにすら移行せずXPを使い続けている企業は多く、そんな企業が抱えるアプリケーション群は、XP以前のOSでしか動作しないものが多いであろう。

そのようなアプリケーションは、当然Windowx7でも動作しないわけで、XPモードは企業ユーザーにとっては朗報のように思える。しかし、話は単純ではない。

問題点@ 仮想環境のウィルススキャンをどうするか?

XPモードの仮想環境をウィルススキャンする方法は2つある。1つは、仮想環境にウィルス対策ソフトを導入する方法。もう1つは、仮想環境のVHDファイルをマウントしてWindows7上のウィルス対策ソフトでウィルススキャンする方法である。

前者の方法は、ウィルス対策ソフトのライセンスが余計に必要になるので、頭が痛い。後者の方法は、VHDファイルをマウントしている間はその仮想環境を起動することができない。これも全く困った話。

問題点A 仮想環境からの情報漏洩対策をどうするか?

USBメモリなどへのリムーバブルメディアへデータを書き出す際に、書き込みデータを暗号化する秘文というソフトが企業で普及しているが、XPモードを使う場合、仮想環境にも秘文を入れる必要に迫られる。なぜなら、XPモードの仮想環境に認識させたUSBメモリはWindows7からは見えなくなり、Windows7上の秘文では対処できなくなるのだ。

仮想環境を使う場合、秘文のような情報漏洩対策ソフトも仮想環境に導入する必要があり、ウィルス対策同様、ライセンス費用が余計に必要になる。

問題点B 仮想環境のVHDファイルを複製した瞬間に不法コピー状態となる。(バックアップ目的ならOKかな?)

コンプライアンスにまじめに取り組んでいる企業にとっては、これは全くもって頭の痛い問題である。

以上の問題は、当然個人も抱えることになる。潔癖症の方は、ライセンス契約違反や不法コピーといった犯罪行為に手を染めることにならないよう注意してくださいね。


2009年10月1日追記:
Windows7のXPモードは企業にとっては諸刃の剣 その2』も見てね(^^)
posted by 中年男 at 18:14| Comment(0) | パソコン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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